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日本語教育能力検定試験終わりました。史上最強に辛いテストでした。

お久しぶりです。

日本語教育能力検定試験の為に数ヶ月を捧げておりましたヨーコです。

試験が先週終わりましたので、今日は、その感想などを記事にしたいと思います。

 

タイトルを見れば分かりますが、端的に言って「史上最強に辛いテスト」でした。

今まで、受けてきた大学受験、英検、TOEIC、通訳案内士の試験などでは感じなかった辛さを味わいました。

これは、年のせいなのか?

ええ。それもあるでしょう。もう、とにかく何をしてても辛いですからね最近は。でもです。それにしてもです。あまりにも辛かったので、どんなに辛かったのかシェアしたいと思います。←

 

試験70日前にはこんな記事を書いておりました。

www.funkeys-english-music.com

まあ、まだまだ辛さを味わってない頃です。

この試験の恐ろしさをみくびっていた頃です。

ここから粘り強く頑張れば、テストまでにはギリギリ間に合うだろう、と楽観視していた頃です。

 

今振り返れば楽観視していたなぁと思うわけですが、その時は、今の自分の現実を踏まえながら、かなりシビアに見通しを立てていたつもりです。

 

1 老化により脳みそが死滅しており、記憶するのに恐ろしく時間がかかる

2 体力がないので最後の追い込みは無理

3 テスト中、絶対に疲れるけど最後まで頑張れ

 

そして、ほぼ想定通りの軌跡を辿ったのです。

1 記憶するのに恐ろしく時間がかかる。

はい。全くもってその通りでした。

攻略本は、合計何回やり直し、読み直ししたか、もはや分かりません。最後の2ヶ月は、朝に夜に時間を見つけては、あちこち読み直しました。

過去問は令和2年、1年をやりました。もちろん、1問ずつ解説をネットでチェック。大切なところを書き出したり、問題を時間をおいて解き直したりしました。

動画で「大根先生(検定試験の問題を動画にしてくださったりツイートしてくださっているお方)」の解説や1問1答をやりました。それも大切な所は書き出しました。

なのに、すぐに忘れる。すぐに忘れる。すぐに忘れる。

あぁぁぁ。神よ。と何度思った頃でしょう。

若い頃なら....もう少し短時間で出来たでしょうにねぇ.....(遠い目)。

 

2 追い込みは無理

ええ。無理でした。最後の1週間などは、みんなが猛ダッシュして勉強しているツイートを横目に、へばっておりました。

目眩に動悸。これは、疲れが溜まっていたせいもあったでしょうが、更年期もあるでしょう。とにかく、1日10時間とか勉強できないっす。もう。分かってたからいいんですが。でも焦りますよね。

だって記憶が定着しないから、何度もやって、直前にも詰め込まないといけないのに詰め込む事ができないんですもの。

 

記憶する事ができない、体力がない。

これは、どの試験対策をしていても同じだとは思うのですが、この検定試験の恐ろしい所は、やってもやっても「初見」の問題に出会い続けるという所だったと思います。精神的苦痛が半端ない。

こんなにやったのに、まだ知らないことだらけやないかい!!!

と何度病みそうになったことでしょう。

もちろん、全て網羅してテストに臨むことなんて出来ないこともわかっています。

それにしても!なんですよ。

通訳案内士の試験も教科は色々ありましたが、1つ1つ別れていたし、不合格した教科だけ受け直せば良いという気楽さがありました。(今はどうなんでしょう。私が受けた頃はそうでした。)

それが、この試験は「3つの試験」を合計4時間かけて1日で受けなければなりません。

疲れるだろうね〜。疲れるだろうね〜。

これは覚悟してたつもりです。

痛み止めも持っていって、頭痛がおきても薬でなんとか乗り切るぞ。

って思ってました。

 

3 テスト中疲れるので最後まで頑張る

そう。想定はしてたんですよ。

でも、勉強疲れが祟ったのでしょうか。いや。年でしょうか。

テストが始まる前からもう疲れてた。←

これは、やばい。

始まる前からヤバさ満点。

もう、アドレナリンも出ないんですよ。

無理矢理自分のテンションを爆上げさせてノリノリで乗り切る、なんて選択肢もうないんですわ。

一応、テストの前に自分がまとめておいたノートなどをチラチラ見ましたが、目が疲れるし、あんまり出来ませんでした。

 

試験Ⅰ (90分)スタート 

猛スピードで解きます。

だって、のんびり解いてたら解き終わらないんですよ。

さすがに、まだ朝なのでちょっとは元気。テストが始まったら頭が冴えてきました。

いつどこで急にエンジンが切れるか分からないという恐怖があったので、最後まで爆走。

とりあえず、最後の問題までマークして、一安心。

テスト終了20分前くらいに終わりました。

ここで見直しをじっくりするべきなのですが、もうすでにここで目が痛くなってた(泣)。

眼痛から頭痛への安定のコースを辿り始めたわけです。

試験Ⅲ までまだ先が長い...。

あまり目と頭を使い過ぎたら、試験Ⅲがちゃんと解けないかもしれない...。

もう、自分のHPとの戦いです。

HP回復アイテムはないんです。ただただ減っていくHP。

見直しはほどほどに、目を休める時間を多めにとって、試験Ⅰ 終了。

 

休み時間は1時間ほど。

家から持参したオニギリをもそもそ食べて、外に出ました。

少し散歩。軽く運動して目の痛さが少しでも和らげばと...。(和らがなかったけど!)

教室に戻り、痛み止めを飲んで、寝る。

テスト前の勉強などしている場合ではない。

眼痛、頭痛が酷くならないように、ただただ、それだけを祈る。

 

試験Ⅱ(30分)スタート

聴解問題、とはいえ、選択肢を読まないといけないので目は使う。

とはいえ、試験Ⅰ よりはマシ。

眼痛、頭痛は進行している様子だったが、なんとか集中して乗り切った(と思う。)

 

休み時間。

寝る。

テスト前の勉強?そんなんできるかーーい!

目が痛くて痛くてしょうがないんだ。

痛み止めよ。効いてくれ。と祈りながら机に突っ伏して寝る。

余裕ブッこいてると思われたかもしれませんね。

余裕なんて1ミリもないのに寝るしか選択肢がなかったのよ。

 

試験Ⅲ(120分)スタート

1問目から、問題がよく読めない。

泣。泣。泣。

目が見えないというか、頭が働かない。

これは、本当にヤバい。

とにかく、最後まで辿り着こう。

1問1問、じっくり読んでも多分理解できん。頭働かん。

分からない問題は、即答して次に行こう。

それだけを心に刻みつけて、途中で立ち止まらないよう爆走することに。

ここで止まったら、しばらく動けなくなるだろう....。

って死にかけの炭治郎みたいな事を思いながら気合いで走り続ける。

意識朦朧とはこのことか。

と何度も思いました。

読んでるけど読んでない。

文字の意味するところがよく分からない。

けど、なんとか力を振り絞って1つの選択肢を選び続ける。

 

記述に辿り着いた時には残り50分。

我ながら、すごい爆走。

とにかく、記述まで終わらせる!それだけ!!!

 

なんとか400字を書き、終了。

ちゃんとマーク出来てるか、それだけを何度も確認。

だって意識朦朧としてるから。

マークしたつもりでしてない、とかやらかしそうだったから。

見直しの時間は十分にあったけど、見直しは出来ませんでした。

 

テスト終了。解散。

帰路、フラフラ。

気持ち悪くなりながら、なんとか帰宅。

寝る前に痛み止めを再度投入したものの、頭痛過ぎ。

翌朝、痛み止め投入。

寝てても吐き気。

泣いた。

頭痛と吐き気の中、色々頭を巡るんですよ。

もう、テストを受ける資格すらないんだね私は。

今年落ちてたとしても、来年受けられる気がしない。

なんの為に勉強してたんだろう。

具合の悪い時は、悪いことばかりが頭を巡りますよね。

 

涙を拭きながら、自分に「頑張れ!」って気合入れて、昼にもう一度痛み止め投入。

 

ここで、やっと頭痛が和らぎました。

 

そして、復活。

生き延びた。

いやいや、テスト!

 

と、テストの勉強時からテスト終了後まで、とてもしんどかったわけです。

このテスト「え?余裕でしたけど。」って人もいるんでしょうけど。

私にとっては史上最強に辛いテストでした。

本当に。

 

解答速報見ました。

解答速報自体が「諸説あります」みたいなので信頼性が低いのですが一応見てみました。

正解率は微妙〜。

意識朦朧としてた割には正解しとるやないかい!と言えるかもしれません。

ほぼ勘なわけですから。

聴解と記述の点数が分からないので、なんとも言えませんが、合格するかどうかは微妙なところだと思います。

試験Ⅰ 74/100

試験Ⅲ 54/80

これも想定通り。

大丈夫だよ〜。と言ってくれる友の言葉を信じて、あまり心配せずに合否を待ちたいと思います。

 

落ちたらどうするって?

えー。

どうしよう。

こんなにリベンジに燃えないテストも珍しいです。

もう一度頑張れるかどうか、落ちてから考えます(白目)