English+Japanese

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準備不十分でもいい(明日は英検ですね!)

私は小さい頃から結構マジメで、やる事はちゃんとやろう、という完璧主義に近い考えをもって大きくなった気がします。小さい頃にマジメだと、自由奔放な幼い仲間に比べ、色々な事が先に出来るようになったりします。そして気が付くと、優等生。中学生(公立の)くらいまでは努力を怠らなければ優等生をキープできるし、「出来て当たりまえ」「失敗しない」ポジションに収まっていたりしました。

 

でも高校になると、どの教科も、私の努力のペースを遥かに超えた量の情報を処理しなくてはならなくなり、一気に落ちこぼれました。自分の立ち位置を知る良い経験でしたが、あの時からずっと「自分は大して出来ない」という思いが頭から抜けません。

 

でも、小さい頃に経験した「時間をかけて努力を続ければ出来るようになる」という事も、私の中の真実なので、「みんなより時間はかかるけど、準備が整ったらきっと出来るようになる」と信じて英語の勉強などは大人になっても続けておりました。英検1級は5-6回落ちましたが、少しずつ少ーしずつ伸びていっているぞ!と頑張り続けました。

 

英検を受ける時には「ちゃんと合格するレベルになったら受ける派」と「とりあえず受ける派」があると思います。私は当初は前者でしたが、いつまでたっても、らちがあかない気配がしてきたので、途中から後者に切り替えました。そしてそれはナイスジャッジだったな、と私の中では思っています。準備が整うまで待ってたら多分まだ1回目の受検すらしてない可能性があるからです。

 

なので、自分の生徒さんが「英検受けようかどうしようか」という時には、「合格が難しそうだから今回はやめとこうか。」というセリフは言いません。「合格の可能性は低いけど受けると得るものもあるよ。だからどっちにするか自分で決めてね。」と言います。費用のかかることですので、本人と親御さんの判断にお任せします。

 

今回、中2で準二級を受ける子がいるのですが。。。

「試験の途中で「やってられっか!!!」と机をひっくり返さないでね!」

と最後のレッスンで声かけしたくらい、恐らく試験の内容が全く分からないだろうな。と思ってます。講師としては心苦しいくらいなのですが、「こんなに難しいのか!」とビックリするのも経験だと思います。頑張ってこーい。

 

明日英検を受ける皆様。

あー!ここもまだ覚えてない!あそこもやってない!

とザワザワする部分もあると思いますが、今までやってことは必ず力になっているし、まだ不十分な所があっても受検というステージに立っているだけで素晴らしいと思いますので、思いっきりぶつかってきて下さいね^^。

 

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私自身に話を戻すと、英検1級を受けるにあたって会得した「準備不十分でも飛込め!」の精神が、最近更に進化してきており、自分でそんな自分を見ながら「へー!やるやん!」と嬉しくなっております。自分の中で完結するもの以外でも「とりあえず飛込め!」が出来るようになってきているのです。

 

周りの人の目に触れる場所で目立ったことをするという事に関して、いまだ、完璧主義に近いものがありました。こんなレベルじゃ、みんなの前に立てない。今の私が何かしたって誰も振り向いてくれない。恥をかくよりは、前に出ないほうがいい。という選択を長年してきました。

 

例えば、私がパーティーを企画して「もし、誰も来てくれなかったら」「そのパーティーが盛り上がらなかったら」。。。と思ったら、もうパーティの企画自体を辞めちゃうみたいな。そんな感じです。実際、主催となってパーテイーを企画したことは1度もない!

 

でも、最近、「イイんじゃない?別にみんなの前で恥かいても!?」と思えるようになりました。だって、「準備整うの待ってたら死んでまう!」。これも年の功でしょうか?笑

 

「やってみたい事を頭の中で想像して失敗しそうだから辞める。」

 

何の生産性もない!

想像した時間がもったいないくらいです。

 

「やってみたい事をやってみて上手くいったんかどうか分からないけど一応やった。」

 

これが案外面白い事に気づいたんです。

先日のビクターさんのダンスイベントでみんなの前で踊った時も、全く上手くできなかったけど、そんなのどうでもイイくらい、なんか面白かった!そして他人の目に成功とうつったか失敗とうつったかは、実は私の人生にあまり影響を与えない!ことが分かったんですよね。なんだか新感覚!この歳で新感覚を味わえるとは思っていませんでした。

 

今回、新たな「飛び込み!」としてチャレンジしたのが、前回の記事「オレの例文大募集」でした。これも、やってみたいな!と思ってから頭の中でだいぶグルグル「投稿しようかなやめようかな」の葛藤が渦巻きました。

 

だって、募集して、誰もなんにも反応してくれなかったら超絶恥ずかしいじゃないですか!!(^O^)

 

でも、投稿しました。

なんか、清々しかったです( ´▽`)

やっぱり、やらないよりやった方が良い!ことがまた証明されました。

 

もしやらなかったら、そこでボツになってただ何も起こらない所、やったら自分の中で色々な感情が沸き起こったり、次どうしようって考えたり、このやり方はまずかったかもと反省したり、とにかく色々なことが発生して、それは、自分の中の糧になりこそすれ、害にはちっともならんのですから。

 

まだまだ、オレの例文募集しております^^。

どうぞご応募ください。お待ちしております♡

 

因みに、今回の記事でも仮定法的な文章ありましたね(^O^)

「もし誰も応募してくれなかったら、恥ずかしいだろうな~」仮定法過去

「もしやらなかったら、何も起こらなかっただろうな~」仮定法過去完了

 

うん。やはり、仮定法は普通の会話にいっぱい出てくる用法ですよね!

 

では、皆さんの例文楽しみにしておりまーす。

 コメント欄に例文をどうぞ↓

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