English+Japanese

英語と日本語のこと。about English and Japanese and more...

麻酔

年を重ねるうちに、麻酔をしてもらうような機会にチョコチョコ出くわすようになりますよね。それで最近気付いたんですが「私はどうも麻酔が効きにくい」ようなんです。

 

最初の麻酔は、流産処置の時でした。とても初期の流産でしたので、軽い麻酔みたいなものをして処置に臨む、という形だったんですよね。酸素マスクみたいなんを口に当てられて1,2,3とか数えてるうちに意識を失うシステムです。まあ、そこは上手くいったんです。

 

だけど目覚めるのが早かった。処置の途中に目覚めまして、ぎゃおーーって程痛かったです。泣。先生も(わっ!こいつもう起きてる!!)みたいになって、何だか最後の方、雑に終わらせている感じでした。(いや知らんけど)。でもこの時はまだ、自分は麻酔が効きにくいという自覚は特にはなかったんですよね。先生がトロイ人だったのかも。と思っていました。

 

次の時は、腹腔鏡手術でした。まずは病室で筋肉注射、そして手術室で背中(腰?)辺りからマジな麻酔を投入、という流れだったと思います。人によっては、病室で麻酔が効いちゃって、次の瞬間目を覚ますと既に戻ってきた病室っていう、「あれ?手術した?」みたいになるそうですが、私は手術室のマジの麻酔までしっかり意識があって先生方のたわいない話も全部聞いておりました。麻酔の先生が研修医らしきお方で、(胸ポケットにメモ帳を死ぬほど入れておりましたので)上の先生に「おー!今日は上手に入ってるやん!」とか言われてました。怖いです。

 

しかし、これまた目覚めるのが早かった。まだ手術台に乗っている状態で目覚めました。移動ベッドにのせる前にパッチリ目を開けていたので、先生に「あ!もう起きてますね!ちょっと腰上げてみてください。ベッドに乗せますよー。せーの!」とか言われました。ほぼ真っ裸で目覚めているので寒いのなんの!!!!!はやく布団をかけてくれー!!!状態でした。

 

まあ、これでも、手術が長引いたからかな~。ぐらいにしか思ってなかったんですが、先日胃カメラを受けることになって、麻酔を使うバージョンでお願いしたんですね。今回は腕から点滴で入れる麻酔。これまた、人によったら、やったのかどうかの記憶がないって程麻酔が効いてたり、終わってからしばらく病院で休んで帰ったのに、帰り道の記憶が全くないなんてこともあるそうで、私はどうかなーと思ってたのですが、いやー、ほとんど麻酔効いてなかったっす。オエーってなりましたし。ただ、何もしないよりはずっとマシだったと思います。でも、看護婦さんの声かけも、先生の動きもほとんど覚えてます。

 

処置のあと、すぐにスッと立ち上がってスタスタ歩いて他のベッドに移動して、本当だったら30分以上は休んでいるべきところ、あまりに意識がハッキリしてるので、看護婦さんが「もう帰ります?」と5分後くらいに声をかけてきたくらい。

麻酔ほとんど効いてないやん。と確信しました。

 

こうなるとですね…

次の麻酔の時

どんな風になるのかなって…

色々想像しちゃって

 

なんか怖い。

 

でも、親知らず抜く時の局所麻酔はちゃんと効いていました。良かった。あんな口内土木工事みたいな処置で麻酔が効かなかったら…と思うと背筋が寒くなりますよね。

 

麻酔。

効きすぎても怖いけど、効かなくても怖い。

これからも、あまり怖い思いをしないくらいに上手に効きますように!と祈るばかり。