English+Japanese

英語と日本語のこと。about English and Japanese and more...

最近読んでいる本【英語関連】

最近、目を酷使しないよう注意しながら、本を色々と読んでおりますヨーコです。やっぱり、本は良いよねぇ。気分に合わせて同時に色々読んでいますので、今日はそれらを紹介したいと思います。

 英文解体新書:北村一真

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今、話題の英文解釈参考書です。1日1chapter読むペースで(難しい所は何日かに分けて)10日くらいで読み終わりました。非常に良い!!!為にならないページは1ページもなかったと言えるほど良い!!!英語初心者にはおススメ出来ませんが、高校生の英文法くらいは分かるんだけど、その先がイマイチ…という方にピッタリです。「相当マニアックな本」と言えるかもしれませんが、実際、普通に、新聞とか、映画のセリフとか、小説とか、に「高校の文法までだと解釈不能」という文っていっぱい出てくるんですよね。で、そういう文に出会う度に「これって、何の構文使ってんだ?」と悩んでいた私の疑問をほぼ一気に解決してくれた本になります(凄いでしょう)。

こちらはツイッター(@apple45english)でchapter ごとに色々呟いていましたので、そちらも覗いてみて下さい。詳しいレビューはまこちょさんのブログでどうぞ。

www.makocho0828.net

 

ヘミングウェイで学ぶ英文法 : 倉林秀男 河田英介

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これも今話題ですよね。ヘミングウェイとか超有名ですけど、私、ひとつも読んだことないんで(笑)、買ってみました。感想は一言ではまとめにくいです(笑)。

ヘミングウェイの文自体はとても易しい英語、と言えます。内容もそんなに込み入ってないし、短い。この本では短編が6つ収載されており、その中の英文のいくつかを取り上げて「文法の説明」や「解釈の仕方」を書いてくれている本になります。日本語訳があって、英語の本文があって、説明と解釈がある。というものなので、ヘミングウェイ好きには、素晴らしい解説本!と言えるでしょう。が、残念ながら、私とヘミングウェイはどうやら相性があまりよろしくないらしいのです。最後まで読んで「ほう、こういう話か」と内容は理解するのですが、そのストーリーの解説を読むと「え!??そういう話なの!??」と毎回ビックリ(笑)。いやあ、分かり合えないねぇ。。。と苦笑です。英語力の問題もあるでしょうが、そもそも「行間を読む」というスキルが無さすぎるのも原因でしょう。今、3つ読みました。あと残り3つ読んだら、少しは「言葉で表現されている以上の世界を理解する」事に慣れるかな?と淡い期待を抱きながら読了を目指します。取り扱われている文法は、ほとんど「知ってる」ものでしたが、なかには「ほー!知らなかった!」というものもあるので、解説と合わせてしっかり心に留めておきたいと思います。

 

STORIES OF YOUR LIFE AND OTHERS : TED CHIANG

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これはだいぶ前からチョロチョロ読んでおります。短編が10編入っているのですが、これも行間を読まないといけないタイプな上に単語が難しい!文の構造もなんか難しい!ので、かなり読んでいて厳しいです(笑)。今、やっと5つ目です。この本はここに収載されている 'story of your life' を読みたくて買ったので、それを読み終えたら他のは読まなくてもいいか、みたいな感じではあるのですが、一応最後まで読んでみようと思っております。お目当ての 'story of your life' はとても良かったです!ストリー展開の秀逸さに加え、テーマもかなり考えさせられるもので、最後には号泣しました。映画にもなった話ですが、映画のトレーラーを見てみたら「え?そういう感じの話なの?」と違和感。ハリウッドっぽいドラマチック感は全然要らないストーリーなんだけどなぁと思いました。英語のタイトルが「ARRIVAL」で邦題が「メッセージ」という映画です。原作のタイトルも合わせると、タイトルが3つもあって、ややこしい。

 

A BRIEF HISTORY OF CAPITALISM : YANIS VAROUFAKIS

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ギリシャの財務大臣を務めたことのある経済学者ヤニス・バルファキスが、10代の娘に「経済とは何か?」を語るという体裁の本。

とあるだけあって、非常に分かりやすく「経済の本質」について書かれています。「経済」って苦手なんだよね…で半世紀近く生きてきてしまった私。でもやっぱり人間という生き物である以上「経済」を避けては通れないだろう?と思い手に取りました。こういうテーマのある読み物は、日本語で読むより英語で読む方がシステマチックで読みやすい、と私は思っています。その上、「10代の娘に説明するように」とあるように専門用語はなく、例が豊富で何の話をしているのかイメージしやすいです。使われている英単語が簡単。文の構造もややこしい文法などはありません。私にとっては「経済がどうなりたっているのか」目新しい事実にぶち当たりまくりで面白いし、英語の勉強にももちろんなる!という事で一石二鳥。

 

EVERYTHING YOU NEED TO ACE SCIENCE IN ONE BIG FAT NOTEBOOK 

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中学校の理科の授業を賢い子がノートにとったらこうなる。といった体裁の本。基本的な理科の用語や説明が丸々入っているなんとも便利な本!!!結構、ニュースとかで理科の用語って出てくるんですよね。でも、英語で理科の授業とか受けてないから、知らない単語が多い。英語の理科の教科書読んでみたいー!と思っていたので、即買いしました。字も大きくて読みやすい(笑)。そして多分教科書より分かりやすい!

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HARRY POTTER AND THE SORCERER'S STONE : J.K.ROWLING

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ハリーポッター!再度読み返しております。高校生になった生徒さんが最近読みだしたというので、一緒に感想をシェアしたく読みだしました。最初に読んだのはもう15年以上前です。本がボロッボロです!(笑)

久しぶりに読みましたが、J.K.ROWLINGの文は本当に面白いなぁ~。最初の数ページで何回吹いたか。ユーモアのセンスが私好み。内容はもう「皆さんご存知のあれ」ですが、英語が本当に秀逸なんだよね~~!ハイフンをつないで形容詞を作るのもお手の物。日本語訳ではどうやって訳してるんだか知らないけど、あの皮肉な感じ出てるのかな?内容は知ってるよ、という方も一度英語で読んでみて欲しいです。単語はちょっと特殊なものもありますし、文法も、ダンブルドア先生のセリフとかは難しいので、簡単すぎず難しすぎず、高校生の文法を一通り終えた人にはもってこいです。

 

しかし、小学生のころから教えている生徒さんとハリーポッターの感想をシェアし合う時が来るとは。嬉しいですねぇ~。

 

まとめ

と、今はこの辺りを、その日の気分や目の調子に合わせて、あちこち読んでおります。目が本当に使い物にならなくなる前に、もっと色々読みたいな!と思ってます。

目が良く見えない、痛くなる、件は回復する兆しはないのですが、悪化しないように注意はしております。テレビはもう見ません。ネットも時間を限りなく減らしました。「本当に使いたいものに目を使う」事にしています^^。それと、目に良いツボ、なるところを押すとだいぶマシな事にも気づきました!目と目の間、眉間よりちょっと下あたりを押すと、ピントが合う事があります!そして気持ち良い。皆様も、目を大切に。そして良い本に出合えますように!

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